日時 2016年8月4日(木)18:00-20:00
場所 法政大学市ヶ谷キャンパスボアソナードタワー26階 A会議室
内容/登壇者
▼開会の辞
北岡伸一(国際協力機構 理事長)
▼報告者
片岡貞治(早稲田大学教授)
「日本のアフリカ戦略と対南スーダン支援」
吉富望(日本大学教授、元陸将補)
「安全保障・危機管理の視点から見たアフリカにおけるオールジャパン連携」
村田慎二郎(国境なき医師団 前南スーダン活動責任者)
「南スーダンにおける文民保護の現実と課題」
上杉勇司(早稲田大学教授)
「南スーダンにおけるオールジャパン連携の今後に向けての提言」
▼コメンテーター
徳地秀士(政策研究大学院大学 シニア・ フェロー、元防衛審議官)
井上健(国際協力機構 民主化支援・ガバナンス担当国際協力専門員)*
*個人の資格で参加したものであり、発表内容は所属する組織の意見・見解ではない。
井上実佳(広島修道大学 准教授)
日時 2016年7月30日(土)16:00-18:00
場所 国連大学
▼モデレーター
長谷川祐弘元(国連事務総長特別代表。 国連協会、国連学会理事)
▼開会の辞・コメンテーター
宮島昭夫(内閣府国際平和協力本部事務局長)
▼報告者
上杉勇司 (早稲田大学国際学術院 国際教養学部教授)
藤重博美 (法政大学グローバル教養学部准教授)
吉崎知典 (防衛研究所政策シュミレーション担当特別研究官)
本多倫彬 (キャノングローバル戦略研究所研究員)
▼コメンテーター
川口知恵 (JICA研究所 研究員(平和と開発) )
田中(坂部)友佳子 (早稲田大学政治経済学術院 助手)
日時 2016年7月12日(火)19:00-20:30
場所 法政大学市ヶ谷キャンパスボアソナードタワー26階 B会議室
講師 石川武氏(内閣府国際平和協力本部次長)
演題 「国連南スーダンPKOについて」
ー報告ー
日本政府が邦人退避に備えて自衛隊輸送機を現地に派遣するなど緊迫した南スーダン情勢を背景に第9回目となる研究会は実施されました。防衛省防衛政策局防衛政策課長や国際政策課長を歴任され、現在は内閣府国際平和協力本部事務局次長をされている石川武氏にUNMISSへの自衛隊派遣を通じた日本の南スーダン支援に関してご報告頂きました。
日時 2016年6月9日(木)19:00-20:30
場所 法政大学市ヶ谷キャンパス 法政大学富士見坂校舎 F306
講師 川口智恵氏(JICA研究所)、西田一平太氏(東京財団)
演題 「二国間援助機関による人道危機対応に関する比較研究 南スーダン出張報告」
ー報告ー
JICA研究所の調査研究の一環として、南スーダン現地調査を実施した二人に現地の状況を報告してもらいました。8月の総括シンポジウムにおいて政策提言をするうえで参考になる、オールジャパン連携が抱える課題と今後の方向性を提示していただきました。
日時 2016年5月12日(木)19:00-20:30
場所 法政大学市ヶ谷キャンパス 法政大学富士見坂校舎 F306
形式 参加全員による自由討議
ー報告ー
4月8日に実施した出版記念シンポジウムでの議論を振り返りました。また、過去約1年間の研究会での議論を踏まえて、今後の日本の対南スーダン支援について、政策提言としてどのような成果を研究会として目指すのかを議論しました。
日時 2016年4月8日(金)19:00-21:00
場所 法政大学市ヶ谷キャンパス ボアソナード・タワー 26階スカイホール
テーマ 世界に向けたオールジャパン:平和構築・人道支援・災害救援の新しいかたち
趣旨 上記テーマと同じ内容で出版される書籍の概要の報告と提言について有識者を交えた意見交換
プログラム開会の辞(敬称略)
西原正(平和・安全保障研究所理事長)
パネル討議モデレーター(敬称略)
吉崎知典(防衛研究所)
パネリスト(敬称略、登壇順)
上杉勇司(早稲田大学教授、書籍の概要説明、討議ポイントの提示)
田中明彦(東京大学教授、オールジャパン連携に関するJICAの視点)
山口昇(国際大学教授、オールジャパン連携に関する自衛隊の視点)
長有紀枝(立教大学教授、オールジャパン連携に関するNGOの視点)
日時 2016年2月29日(月)19:00-20:30
場所 法政大学市ヶ谷キャンパス ボアソナードタワー6階610教室
講師 田中明彦・東京大学教授
演題 「南スーダンにおけるオールジャパンの平和構築支援:日本の安全保障政策と開発協力政策のネクサスの観点から」
―報告―
JICA理事長としてオールジャパンの平和構築支援に従事された田中明彦・東京大学教授に政策レベルのお話を頂きました。
日時 2016年2月1日(月)19:00-20:30
場所 法政大学市ヶ谷キャンパス ボアソナード・タワー 25階C会議室
講師:Abraham Awolich (Director, Management and Administration Sudd Institute)
http://www.suddinstitute.org
―報告―
Abraham氏は10歳の時にSPLAに参加し、軍事訓練を受けたのちに、難民となり、米国に定住しました(人類学と経営学で学位取得)。 部族間の対立の話、軍閥間の対立の話、指導者間の対立の話、現在の危機と過去の紛争との関連について、深い知見をお持ちです。 特に2013年以降の紛争の対立軸について、お話をしてもらった後、意見交換を行いました。
The Power of One(Abraham氏はこのビデオが撮影された地域の出身です。現地の生活が垣間見られますので、ぜひご覧ください。)
・https://www.youtube.com/watch?v=uPxpkrKBUi8
講師のAbraham氏から頂いた参考文献一覧
•http://www.suddinstitute.org/assets/Publications/Federal-Democracy-formatted3.pdf
•http://www.suddinstitute.org/assets/Publications/SPLM-PBFinal3.pdf •http://www.suddinstitute.org/assets/Publications/Unwarranted-carnageAwolich.pdf •http://www.suddinstitute.org/assets/Publications/South-Sudan-Crisisfinal.pdf
日時 2016年1月28日(木)19:00-20:30
場所 法政大学 富士見坂校舎3階 F310教室
演題 「南スーダンにおけるJPF/NGOの取り組みと課題」
講師 上杉勇司(早稲田大学教授)、折居徳正(日本国際民間協力会事務局長)、板倉純子(JPF)、角免昌俊(Pease Winds Japan 事業統括)、中村夕貴(World Vision Japan 緊急人道支援課)
1. 南スーダンにおけるUNMISSの全体像を含む国際支援の枠組みの説明(民生・軍部・人道支援など)
上杉勇司(早稲田大学教授)
2. 破綻国家におけるNGOの役割
折居徳正(日本国際民間協力会事務局長)
3. JPF南スーダンプログラム(2006年から現在まで)とJPFとしての連携
板倉純子(JPF)
4. NGOの活動詳細(活動実績、制限や課題、連携のこと)
角免昌俊(Pease Winds Japan 事業統括)
中村夕貴(World Vision Japan 緊急人道支援課)
名取郁子(AAR Japan海外事業部長)
5. 質疑応答・意見交換
―報告―
今回は、5名のNGO関係者の方に、NGOの役割についてお話しいただきました。
日時 2015年12月15日(火)19:00-20:30
場所 JICA研究所(市ヶ谷) 2階202AB会議室
講師 岩﨑知史・陸上自衛隊中央即応集団司令部民生協力課一等陸尉
演題「国連ミッション下におけるPKO-ODA連携案件に関する課題:UNMISS派遣を通じて」
-報告-
2013年危機以降の南スーダンにおいて、邦人職員が退避してしまうなか、南スーダンの派遣施設隊がODA-PKO連携案件(オールジャパン連携案件)を進めていくうえで、実際にどのような苦労があったのかについてお話ししていただきました。
日時 2015年11月17日(火)19:00-20:30
場所 JICA研究所(市ヶ谷) 2階202AB会議室
講師 木村出・アフリカ部アフリカ第一課長
演題「南スーダンの平和構築におけるJICAの取り組み:2013年12月の危機以降を中心に」
ー報告ー
JICAアフリカ部の木村出課長から、2013年危機以降に取り組まれてきたJICAの復興案件の説明がありました。JICAの4つの重点領域の主要な事業を写真を交えて説明していただき、日本の援助の特徴を改めて認識するとともに、治安情勢上、現地入りができなかった状況下でも開発計画の策定等を進めるなど努力をされていた点を確認することができました。2013年危機以降の南スーダンでは、緊急人道支援と開発援助のギャップなど、意識されて久しい課題への対応が未だに不十分であるという事実を突きつけられました。
日時 2015年11月13日(金)19:00-20:30
会場 早稲田大学(3号館605号室)
講師 マイケル・ミリ・フセイン在中国南スーダン大使
演題 「南スーダンと日本の関係」
ー報告ー
教育大臣や保健大臣を歴任されたフセイン大使からは、南スーダンの各セクターにおける開発課題および経済発展のポテンシャルの説明がありました。また和平合意に伴う武装解除などの課題についても説明をしていただきました。スーダンを含む周辺国との関係、南スーダンにおける日本外交(援助含む)の評価にまで話が及びました。現在は、北京にて、日本をカバーしていますが、東京に大使館を設置したいと強調されていました。
日時 2015年10月13日(火)19:00-20:30
場所 JICA研究所(市ヶ谷) 2階202AB会議室
講師 紀谷昌彦・在南スーダン日本大使
演題「南スーダンの平和構築::最新の状況と日本の役割」
ー報告ー
IGADによる和平調停努力や南スーダン諸勢力の駆け引きなど、和平交渉の最前線に関する興味深い話を踏まえたうえで、そのような政治治安情勢下において、日本はどのような立ち位置で何を目的にどのような支援していくべきかについて、参加者一同で知恵を絞り合いました。
日時 2015年9月10日(木)19:00-20:30
会場 JICA研究所(市ヶ谷)2階201AB会議室
講師 篠田英朗・東京外国語大学教授
演題 「南スーダンにおける平和構築の課題」
ー報告ー
南スーダンを統合していくうえで必要な彼らのアイデンティティーの欠損という平和構築の中核的問題が指摘されました。国家建設や国民統合の難しさを文化人類学的な先行研究を紐解きながら、知的に整理していただきました。