国際平和活動(PKOや災害派遣を含む)に参画する多様なアクター間の連携や調整の課題や可能性を議論する非公式で自由な意見交換の場として設立されました。とりわけ、国際平和活動に関心を寄せる日本の研究者と実務者の間の交流を促すことを目指しています。
さらに、NGOや政府機関(外務省、防衛省、自衛隊、内閣府、JICAなど)、国際機関、研究機関、シンクタンク等の異なる立場の知見を持ち寄り、よりよい平和協力のあり方を議論します。
<共同幹事>
・上杉勇司
早稲田大学教授、特定非営利活動法人沖縄平和協力センター副理事長、広島平和構築人材育成センター 理事。防衛省統合幕僚学校国際平和協力センター/統合高級課程や防衛研究所一般課程の講師として防衛省・自衛隊の教育にもかかわる。ミンダナオ和平においては、独立警察委員会の日本政府派遣専門家を務めた。著書に『変わりゆく国連PKOと紛争解決』(明石書店、2004年)、『紛争解決学入門』(共著、大学教育出版、2016年)などがある。
・藤重博美
法政大学准教授。「安全保障」と「開発」の接点に焦点を当て、平和構築・国家再建、自衛隊や警察の役割を研究。著作に「国連警察の役割 と『法の支配』」『国連研究』(第14号、2013年)、『平和構築における治安部門改革』(共編著、国際書院、2012年)、『アフリカの紛争解決と平和構築』(共著、昭和堂、2010年、国家建設における民軍関係』(共編著、国際書院、2008年)などがある。
・本多倫彬
キヤノングローバル戦略研究所研究員、東洋英和女学院大学非常勤講師。『平和構築と自衛隊―国際平和協力の実相と日本流支援の形成』で博士学位取得。著作に「イラク人道復興支援と国連PKOへの自衛隊派遣」『国際安全保障』(第42号第3号、 2014年)、「軍隊の新しい主任務」『「新しい戦争」とは何か』(共著、ミネルヴァ 書房、2016年)などがある。
共同幹事
上杉勇司
藤重博美
本多倫彬